「仕事が忙しすぎて食事を買う時間がない!」「オフィス周辺に飲食店がなくランチに困っている!」…オフィスにおける食にまつわるこんなお悩み、「オフィスおかん」なら解決してくれるかもしれません。
今回は、「ワーク・フード・バランス」の実現を目指し、ぷち社食サービス「オフィスおかん」を展開する株式会社おかんの担当者にお話を伺いました!
―「オフィスおかん」について教えてください。
オフィスおかんは、導入企業のオフィスに冷蔵庫や専用ボックスを設置し、健康的な惣菜やご飯、カレーなどを常備する「ぷち社食サービス」です。企業に月額基本料金を負担いただくことで、従業員の方は1品100円から、健康的で美味しい惣菜がオフィス内でいつでも購入できるようになります。
オフィスおかんの惣菜は安全・安心にこだわった製法で、冷蔵で30日間保管できるのが強みです。約25種類のメニューがあり、季節にあわせてメニューを入れ替えています。「さばの味噌煮」や「ひじき煮」、「玄米ごはん」といった、栄養バランスに配慮した健康的なメニューを多数取り揃えているのが特徴です。
―オフィスおかんのサービスは、どのように誕生したのでしょうか?
当社の代表は、もともとコンサルティング会社で働いていたのですが、そこでの仕事は大変な激務で、食生活も不規則になり、健康状態にも悪影響が出ていたといいます。
その頃オフィスに常備されていたのはお菓子がメインで、同様の形態で、健康的な食事が摂れないものかと漠然と考えていたそうです。
その後、代表が起業を考えていた折、たまたま地方の惣菜メーカーに婿入りをしていたコンサルティング会社時代の同期と再会し、そこで惣菜業界自体が縮小しているという事実を聞き、それならば健康的で美味しい惣菜をオフィスに届けられないかとの思いから事業を開始したのが、「おかん」誕生のきっかけです。
当初は個人向けの惣菜宅配サービス「おかん」から始め、ノウハウや販路を蓄積したうえで、その1年後にオフィス向けのぷち社食サービス「オフィスおかん」をリリースしました。
現在は、地方の惣菜メーカー8社と提携して、当社の安心・安全というコンセプトを踏まえつつ、全国各地の強みを活かした商品提供を行っています。
―オフィスおかん導入のメリットは何ですか?
導入企業の従業員の方からは、健康的で美味しい惣菜が100円という安価な価格で食べられるという点で、とても助かるという声が多く挙げられています。また、会社が費用の一部を負担していることから、充実した福利厚生として会社に対する満足度も向上しているようです。
企業としても、オフィスおかんの導入により従業員の食生活の改善に寄与できることから、健康経営の一環として選ばれることも多くなっています。導入企業の中には、採用の場面でオフィスおかんを「簡易社食あり」と紹介していただいている企業もあり、オフィスおかんは採用活動においてもおおいに役立っているようです。
また、オフィスおかんの導入により、社内コミュニケーションが活性化したという声もあります。例えば、社内のフリースペースにオフィスおかんを設置することで、自然と人が集まってきてコミュニケーションが生まれるというように、オフィスおかんは部署を超えたコミュニケーションの促進にも役立ちます。
さらに、オフィスおかんは、女性の活躍支援という点でも果たす役割が大きいといえます。例えば、帰りがけにオフィスおかんの惣菜を買って帰ることで、夕飯づくりにかかる時間を短縮していただけます。
これらのメリットを高く評価いただき、2014年のサービスリリース以降、2016年11月現在約450社の企業に導入いただいています。
―オフィスおかん導入の流れを教えてください。
オフィスおかんでは、実際の設置キットをご覧いただきながら、お惣菜を無料で試食いただける試食相談会を平日に毎日開催しています。また、社内で試食会を開催したい場合は、無料お惣菜サンプルプレゼントをご利用いただくこともできます。これらの機会を活用し、従業員たちの意見を聞きながら、オフィスおかんの導入についてご検討ください。
導入が決定し、申し込み・契約が完了したら、最短1週間程度でお届け可能です(※1)。冷蔵庫や使い捨て容器はオフィスおかんが用意するので、冷蔵庫を置くスペースと冷蔵庫用の電源、あとは電子レンジがあればすぐに導入していただくことができます。
利用料金は、利用人数規模や用途に応じたプランによって異なりますが、一番小さなプランの場合は企業負担が月額30000円となります。初期費用はかからないため、社員食堂の導入と比べて圧倒的な低コストで導入いただくことができます。
※1 商品・配送手配の都合上、お届けまでの可能期間が変動することがあります。
―オフィスおかんの導入で、総務担当者の負担は増えませんか?
現金管理や在庫管理、納品などはすべてオフィスおかんが行うので、総務担当者の手を煩わせることはありません。例えば仕出し弁当の場合だと、前日や当日の朝までに注文をまとめる必要があるので手間がかかりますが、オフィスおかんの場合は企業ごとの利用傾向データをもとにおすすめの納品をするので、総務担当者は発注や集金をする必要がありません(※2)。
また、総務担当者としては、オフィスおかん導入後に従業員がきちんと利用してくれるかどうかも気になるところだと思いますが、おかんのスーパーバイザーが利用促進のためのアドバイスをするといったアフターケアのサービスもあるので安心です。
※2 全国対応の「オフィスおかん便」は除きます。
―その他の特徴はありますか?
オフィスおかんでは、おかんPay(iOS版/Android版)というアプリも提供しています。アプリを使えば、小銭がなくてもクレジットカードで簡単に決済することができるので、より便利にオフィスおかんを利用できるようになります。
アプリでは、メニューごとに原材料や栄養成分等の詳細な情報を確認することができ、選んだ商品の合計栄養成分も見られるようになっています。自分の生年月日や性別を登録できるので、必要な栄養成分が摂れているかをチェックすることも可能です。
商品の購入履歴も残り、毎日自分が何を食べたかを記録して確認することができるので、健康づくりに役立てていただくこともできます。
―今後の展望を教えてください。
オフィスおかんの提供を通じて、職場における仕事と食事の両立を目指す「ワーク・フード・バランス」を実現するために、今後も様々なサービスを展開していきたいと考えています。
また、健康経営に貢献するため、2016年9月から、セルフ健康チェックを手がけるケアプロ株式会社と提携し、「ケアプロおかん」という新サービスの提供を始めました。
ケアプロおかんでは、職場にいながらにして、看護師による健康チェックや管理栄養士による生活改善指導を毎月定期的に受けていただくことができます。そして、健康状態を改善するための食のソリューションとして、オフィスおかんの健康的な惣菜を活用していただきます。
ケアプロおかんを導入することで、オフィスにいながらにして健康づくりのPDCAサイクルを回すことができるようになるので、従業員の健康維持のツールとしてぜひ活用していただければと思います。
健康の大切さは誰もが分かっているものの、仕事が忙しくなってしまうと、ついつい食事はおろそかになりがちです。そのような状況の中で、一日の大半を過ごす職場に健康的な惣菜を常備できるオフィスおかんのサービスは、働く人の健康を守る強い味方になってくれるといえるでしょう。
健康経営の一環としても、福利厚生の一環としても活用できるオフィスおかんは、企業にとっても従業員にとっても意義のあるサービスだといえます。健康経営や福利厚生の具体的手段として、ぜひオフィスおかんを選択してみてはいかがでしょうか。
会社名:株式会社おかん(https://company.okan.jp/)
設立:2012年12月10日
事業内容:ぷち社食サービス「オフィスおかん」(https://office.okan.jp/)
お惣菜の定期仕送りサービス「おかん」(https://my.okan.jp/)
自社運営メディア:“働く人をらくにする”総務向けメディア「ハタらく」(https://www.hata-raku.org/)
所在地:東京都渋谷区代々木1-58-1 石山ビル4階
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