マイナンバー

用語説明

すべての国民に対して与えられる12桁の番号で、社会保障や年金、税などに関連する行政手続きに利用される。マイナンバーの利用により、行政手続きの簡素化や行政事務の効率化、各種給付の公平化などが期待される。

 

解説

マイナンバー制度では、住民票を有するすべての人が一人に一つずつ異なった12桁の番号であるマイナンバーを持ち、社会保障や税、災害対策の分野でマイナンバーを利用します。これにより、複数の機関が保有する様々な個人情報が同一人物の情報であることを確認できるようになり、行政の効率化や国民の利便性向上、公平・公正な社会の実現に寄与します。

マイナンバー制度の開始に伴って、各企業においても、源泉徴収票の作成手続きや健康保険・厚生年金・雇用保険の手続きなど税や社会保障の手続きにあたり従業員のマイナンバーを記載する必要が生じています。従業員のマイナンバーを利用する際には、下記の点に留意しながら適切に取り扱うようにしましょう。

取得

・利用目的をきちんと明示したうえで取得すること

・マイナンバー取得時の本人確認を厳格に行うこと

 

利用・提供

・利用目的以外の利用・提供を行わないこと

 

保管・廃棄

・必要がある場合に限って保管をすること

・不必要になったらできるだけ速やかに廃棄・削除すること

 

マイナンバーの管理方法については下記の記事でも説明していますので、御参照ください。

マイナンバー管理3つの方法と2016年3月時点のハローワーク窓口の実態

 

総務用語集
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