平成24年5月29日に厚生労働省より、「平成23年度個別労働紛争解決制度施行状況」が発表になりました。
民事上の個別労働紛争相談件数、助言・指導申出件数が過去最高
- 総合労働相談件数は、前年度比で減少したものの、4年連続で100万件超。高水準を維持。
- 民事上の個別労働紛争に係る相談、助言・指導申出件数は制度施行以来増加傾向にあり、いずれも過去最高を記録。
- あっせん申請受理件数は昨年度と較べて微増。
平成23年度の相談、助言・指導、あっせん件数
総合労働相談件 | 110万9,454件(前年度比 1.8 %減) |
民事上の個別労働紛争相談件数 | 25万 6,343件(前年度比 3.8%増) |
助言・指導申出件数 | 9,590件(前年度比 24.7%増) |
あっせん申請受理件数 | 6,510件(前年度比 1.9%増) |
紛争内容は『いじめ・嫌がらせ』が増加するなど、多様化の傾向
- 『いじめ・嫌がらせ』などが増加。
- 『解雇』に関する相談が減少。
- 紛争内容は多様化。
迅速な手続を実現
- 助言・指導は1カ月以内に96.8%、あっせんは2カ月以内に94.5%が手続を終了している。
『簡易・迅速・無料』という制度の特徴を活かした運用がなされている。
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